サル@マガ

  • サルの住処
  • 2009.04.10

    伊福部崇

    以前、この「サルの住処」を書かせてもらってからどれくらい経っただろうか?また、まわってきてしまった。 

    同じテーマで二度コラムを書けという無茶ぶりを事務所から強いられ、悩んでしまった。

     

    何故か?

    好きな場所が思い浮かばないのである。

    いや、正確に言えば、全く思い浮かばないという訳ではない。

    「新宿ピカデリー」以外、思い浮かばないのである。

     

    「新宿ピカデリー」は、昨年、新宿に出来た大型シネコンである。

    これについてであれば、各劇場の観やすさ、椅子の座り心地、フードメニューについてなど、語るべきことは山ほどあるのだが、そうもいかない。

    なぜなら、前回僕が、この「サルの住処」で紹介させていただいた場所が新宿にあるシネコン「バルト9」だったからである。

    流石に、新宿のシネコンばかり語るわけにもいかないだろう。

     

    この「サルの住処」の僕の回のみ「新宿映画館評」になってしまっては読者に対して申し訳ない。

    しかも、今回、そのレギュレーションを作ってしまっては、もしも、数年後にまた、「サルの住処」がまわってきてしまった場合に新しいシネコンが新宿に出来ていなければ、全く書くことが無くなってしまう。

    かといって、石原都知事に「そろそろ『サルの住処』がまわってきそうなので、新宿の映画館開発を早急にお願いします」と嘆願するのも、この不況の折、都民の皆さんに申し訳ない。かといって、他に趣味といえるモノは想像がつかない。

    自分では、そこまで「映画好き」だとは思っていなかったのだが、改めて、考えてみるとそれ以外の趣味が思いつかないということは、やはり、映画好きなのかも知れない……。

     

    鷲崎さんのように、行きつけの飲み屋があるわけでもないし、CDや、DVDなどの買い物は、ほとんどNETで済ませてしまう。

    ジムの会員になっても、小野くんのように定期的に行くことはせず、退会してしまったし、風呂は好きだけど、田中さんのように「温泉」というよりも、もっぱら自宅で半身浴だし、当然、杉岡さんのようにアウトドアでもない。黒川(2009年1月退籍)みたいに「福井」出身でもないし、長沢さんは、ただのインテリアバカだし・・・有世みたいに、遊園地にも、あまり・・・

    いや・・・遊園地か・・・

     

    そういえば、昔から遊園地は割と好きだ。ディズニーランドなども、意外と思われるかも知れないが、実は嫌いじゃない。

    しかも、僕の唯一の趣味である映画の魅力を楽しめる遊園地があることを今、思い出した。

    「USJ」だ。

     

    これを読んでいる方には、関西に住んでいる方もたくさんいらっしゃるだろうし、僕なんかより、ずっと「USJ」に詳しい方も多いと思うので、僕ごときが紹介させていただくのは恐縮なのだが、実は僕は、このUSJがかなり好きなのだ。

     

    別に自慢できる回数ではないが、これまで10回以上は行っているのではないだろうか?

    僕が「USJ」が好きなのは、まず、元ネタがわかりやすいことだ。

    僕自身、あまりディズニー映画(特にアニメ)に明るくないためディズニーランドに行っても、「元ネタを知ってた方がもっとたのしいんだろうなぁ」と感じてしまうことも多い。

    その点、USJだと、元ネタが映画なので、観ている場合が多く、なんだか、100%楽しめている感があるのだ。

     

    ついでに、僕の感じた舞浜との違いだが、キャストのスタンスが違うような気がする。

    ディズニーは、完全にプロとしての完成度の高さが要求され、それを確実に遂行しているように感じる。揺るぎない安定感と言ったところか。

    それに比べ、USJの場合は、一定のクォリティーを保ちつつも、それ以外の部分で臨機応変さであるとか、ハプニングを楽しみに変える個性をキャストそれぞれが持ち合わせているように感じられるのである。単純に話術やキャストのキャラクター性が重んじられているのだろう。

    これは、関東と関西という土壌の違いなのかもしれない。そして、僕はどちらかと言えば、その後者が好みに合っているようだ。

    では、ここで僕が好きなアトラクションを紹介したいと思う。

     

    まずは「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド」

    僕の大好きな映画「BTTF」のアトラクション。正直、アトラクションとしては、少し前時代的であることは、否めないが、それでもやはりあの「BTTF」の世界観を楽しめるというだけで、乗る価値はあると思う。

    因みに2007年3月に、本場ハリウッドとフロリダの「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド」が営業を終了してしまったため、現在、世界中でこの「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド」を楽しめるのは、このUSJのみ。そういう意味でも、USJに訪れた際には一度、乗車していただきたい。ただし、かなり揺れるので食事直後はやめた方がいいかと思う。


    続いて、「アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド」。

    稼働開始時には、世界中のアトラクション関連の賞を総なめにしたというこのアトラクション。「スクープ」という乗り物に乗り、3D眼鏡をかけて、スパイダーマンの活躍を取材するといった内容。

    因みに実写映画の「スパイダーマン」の世界というよりはアメコミの「スパイダーマン」の世界観を旅している感覚だ。

    ジェットコースター的な爽快さと映像の楽しさのバランスがとても良い。

    しかし、休日には、かなり並ぶ時も多いので、地方からの旅行者の方は「ユニバーサル・エクスプレスパス」(舞浜でいうところのファストパスの有料版)の使用をした方がいいかも。あ、因みにこれも食事直後は危険。


    続いて、穴場なのが「アニメ・セレブレーション」。

    USJのメインキャラクターと言ってもいい「ウッドペッカー」のアトラクション。生身のキャストとアニメのウッドペッカーとが絡みつつ芝居を展開するショーは見所多し。

    このアトラクションのお勧めポイントは、並ばないこと。正直、あまり人気アトラクションではないのですが、そのわりにクオリティは高く、演者とアニメの絶妙な掛け合いを楽しむことが出来る。アトラクションとアトラクションの時間が開いた時などに入ってみてはいかがでしょうか?


    そして、僕的に最もお勧めなのは、「ウォーター・ワールド」。

    水上基地を舞台にした人気老舗アトラクション。水上バイクやモーターボートを使ったリズミカルなスタントショーが展開される。巨大な炎や、水しぶき、さらに地上13メートルからのダイビング、幅9メートルの水上飛行機などが登場し、ショーを盛り上げる。

    実は僕自身、映画「ウォーター・ワールド」は未見なのだが、このショーは既に10回以上観ている。(加えると鷲崎さんらと行ったユニバーサル・スタジオ・ハリウッドでも観ている)

    また、毎年、このステージを使った有料のプレミアムショーが行われており、USJを代表するキャラクターが総登場するなど、毎回、様々な演出で観客を盛り上げているとのこと。

    2007年と2008年の夏には、それぞれ「ONE PIECE」と「NARUTO-ナルト-疾風伝」のプレミアショーも行われた。

    僕は、「ONE PIECE」だけ観たのだが、キャストによるキャラクターの再現度が高く、まさに目の前で、ルフィやサンジがアクションをしているようで、感動も一入だった。


    他にも「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」や「ジュラシック・パーク・ザ・ライド」「ピーターパンのネバーランド」など、まだまだお勧めしたいアトラクションがあるのだが流石に長くなりすぎたので、もしも、興味があるという方は、実際に足を運びご自分の目で確かめていただきたい。

    今年、3月からは、USJ最大のナイトパレード「マジカル・スターライト・パレード」もスタートしているので、僕もまた時間を見つけて行きたいと思う。

    どうせ、それぐらいしか趣味がないんだから。

    伊福部崇

     

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