株式会社アトミックモンキー

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鷲崎健からみた伊福部崇

相方についての文章を書くのは難しい。

何故ならそれは自分についての文章を書くのと同義だからである。

10年以上、3日と空けずに常に顔をあわしバカ話をしたり作品をつくったりしてきた。

お互いに似てる部分も似てない部分もあるが、意識的に似せようとしたりまた似ないようにと心がけてきたところも勿論ある。

なので同じところも違うところもお互いの共有物に近い。

同じところで言うとまず怒り方が下手。怒らないというのではない。喧嘩のし時を見謝ったり興奮してる自分にひいてしまったりするのだ。これは二人組のユニットには珍しく互いがツッコミ体質だという所以に因るのかも知れない。

あとはスポーツ全般にほぼ興味がないところ。総じて好きなものより嫌いなものの方が(音楽やマンガ・人物など)似ている。

違うところはオフの使い方か。

自分はCDを聴いたり本を読んだりと割合内向的な時間を過ごすのが好きだが相方は映画や芝居、ライブなど共時性の高い表現や文化の方が好きなようだ。まあ鷲崎は極端にものぐさなのであまり表に出たがらないだけかもだが。

そうだ何よりもその点が圧倒的に違うところかも知れない。

鷲崎は何事においても面倒臭がって仕事や用事や遊びの場でも「インタレスティングな部分を見つけ出す」というのがまず一番最初の作業なのに対して、相方・伊福部は自分のやりたい企画、作りたいもの、届けたい笑いが割としっかり存在している。

そしてそれを実現させるためのネタ出しや実作業には時間を惜しまない。

何度か相方の編集作業(自分が担当しているラジオ番組の)を横で見たことがあるが、その懲りようや時間のかけようはそこらへんのネットラジオのディレクターに見せてやりたい程だ。

まあ、そう書くとなんだか凄く前向きでビッグ・トゥモロウな人間みたいだがお互いに口癖「面倒くさい」だったりもする。

伊福部のことを知ってる人の中に、伊福部のことを好いてる人も嫌ってる人もいるだろう。

そのどちらにも同感だ。

伊福部も鷲崎に対してそう思ってるだろう。ユニットとは、コンビとはそういったものかもしれない。

 

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